おわりに

約2年半に渡って書いてきたこのブログ。

自分なりの視点や切り口、流儀を持って、
この間書いてきたつもりでした。

しかし、

◎記事作成に時間を取られ、
最も重要であるはずの試合観戦の時間が削られたこと

◎またはフットボールのこと以外にも、
やりたいことがまだまだあること

◎定期的なブログ更新に疲労を感じると共に、
ある程度書きたいことは書き切ったこと

◎他のブログの充実をはじめ、
このブログの役割は既に終えたと感じたこと

等々の理由から、色々考えた末、
今回をもって、最後の記事とすることに決めました。

「継続は力なり」かと思いますが、一方で、
命あるものに終わりがあるように、
ブログにも必ず引き際があるかと思います。

それが今だと僕は判断しました。

とはいえ、僕個人としては、
フットボールの世界と今後も、
もちろん繋がっていこうと考えていますし、
たとえコミットすることがなくなっても、
フットボール界や、
特にエスパルスの繁栄を願って止みません。

思えば、フットボールについて
何かアウトプットできないかと、
始めたこのブログでしたが、
まさか450本近い記事を書くことになるとは、
夢にも思いませんでした。

それもこれまでの読者の方々のおかげだと思っています。

“本当にご精読ありがとうございました!!”


flowers for football 拝

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

【12/3/31】清水vs札幌

「名より実か、チャンス1回の勝利」★
試合詳細
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清水エスパルス
 A・ブロスケ 
高木俊大前
河井小野伸
 村松 
イ・キジェ吉田豊
ヨンアピン岩下
 林彰 

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昨季、エスパルスの「第2のふるさと」とも言うべき、
心の琴線に触れるようなクラブだったのは、
伊東と市川の在籍した甲府であったが、J2に降格し、
今季その代わりとなってくれそうなのが、
今回の対戦相手・札幌であった。

一昨季途中から高木純が、今季から山本真が加入し、
両人とも開幕からスタメンに名を連ねている。
高木純はすっかり主力としてチームに定着したし、
山本真もここまで既に2ゴールを挙げ、
前節にはかつてのようなあの豪快ミドルを決めている。

札幌も甲府も、エスパルスにとっては相性が良い、
という「優しさ」も兼ね備えたチームではあるが、
その辺りが如実に出た試合だったように思う。


春の嵐が吹き荒れた昼間とは打って変わり、
ホームゲーム2戦連続して
雨中という最悪の展開は免れたものの、
まだ3月のこの時期のナイトゲームは寒い。

特に風が強くて冷たく、
皆スタンドでブルブル震えながら観戦していた。
これで勝利の果実がなければ、
文字通り「お寒い」試合になったに違いない。

ただ、勝ち点3を獲得できはしたものの、
内容面ではこれまでの全4試合の中で、最も見劣りした。

その分「名より実」を優先したのかとも感じられた。


前半は特に特筆すべき内容はなし。

良い試合、面白い試合というのは、
時間が過ぎていくのが早く感じるものだが、
今日の試合は遅々として進んでいかない感じがした。

ここまでの試合では、前半に好内容を見せ、
その分後半にペースダウンする展開が多かっただけに、
この日前半にあまり激しくプレスをかけず、
のんびりとした出足を見せたのは、
わざと抑えて入ったのだろうか。

また、途中で好調の山本真が負傷交代してしまったのは、
相手ながら残念な出来事であった。


しかし、後半開始直後には、
高木俊からゴールネットを揺らす。

こうした素早いテンポから、
ショートカウンター気味に得点が取れているのは、
今季のとても良い傾向の1つだと思う。

また、高木俊はこのゴールシーンに限らず、
他でも持ち前のテクニックを発揮するなど、
光っていたプレーが多かった。


ただ、その後は結局エスパルスはシュートなし。
4試合中3試合で先制点を奪うことに成功しているが、
まだまだその後のゲームコントロールに課題を抱えている。

最後は、これまた札幌にゆかりのある、
かつてレンタル移籍していた平岡を投入し、
無事に締められたことだけは良かったが。

また、この日も途中からJ・フランサを投入。
僕も初めて生で観るので、そのプレーに注目したが、
何やらピッチ上でぬらりくらりとし、
悪い意味で掴みどころのない様子。

技術力があり、スピーディーな展開を心掛ける
周りの選手たちの中で、うまく溶け込めず、
浮いてしまっているような印象を受けた。

出場3試合目にして早くもスタンドからは、
失笑とため息が流れていた。


無難でローギアな試合展開を続けるエスパルスに対し、
札幌もそれにお付き合いしてくれたことで、
結果的には1-0の完封勝利。

とにかく両チームとも見せ場が極端に少ない試合で、
唯一のチャンスを活かしたエスパルスに軍配が上がった、
という意味では、実にしょっぱい勝利でもあった。

「ホームで勝ち続けるという習慣を付けることが
非常に重要だと思う」
というゴトビの言葉を今後は具現化していって欲しい。


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テーマ : Jリーグ
ジャンル : スポーツ

開幕3戦で露呈した清水の課題を挙げてみた

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開幕から3試合が終わって、1勝2敗の負け越し。

良い内容も見せるが、時間帯が限られ、
結果にはなかなか結び付けられない試合が続いている。

そんなエスパルスの諸課題を、柏戦を中心に挙げてみた。


①「失点パターン」

まず改めて認識しておきたいのは、
エスパルスのここまでの全3試合、計4失点が、
全てセットプレーからのものであること。

流れの中からの失点ではないという意味では、
守備陣形が崩されているわけではないが、
2戦連続CKから得点を許しているのは、明らかに問題。

昨季途中、対応のまずさからCK時の守備方法を
ゾーンからマンマークに変更したが、
今季は再びゾーンディフェンスに戻している。
反応が遅れ、競り負けているというのは、
その影響があるのだろうか。

この失点パターンについては、この1週間で、
早急に対策を講じ、修正をかける必要がある。


②「黄色紙の多さに黄色信号」

名古屋戦3枚、広島戦5枚、柏戦5枚の計13枚。
ここまでにもらったエスパルスのイエローカードである。

特に得点を取った後の時間帯に多く受けており、
これだけ積み重なってくると、
今後は累積による出場停止の心配も出てくる。

ジャッジには一言言いたくなることもあるが、
全試合で相手より多くのカードをもらっているのも事実。

今季は奪いに行くプレッシングを仕掛けているだけに、
どうしても激しいプレーが多くなってしまうとは思うが、
早い時間帯に警告を受ければ、
それだけ積極的なプレーがしづらくなり、
チームの連動したプレスにも穴が生じかねない。

そして、万一2枚目による退場者が出てしまえば、
一気に数的不利による苦境に陥ってしまうことだろう。

選手たちには、TPOを踏まえた、
賢いセルフマネージメントを求めていきたい。


③「セーフティの意味とは」

敗戦した柏戦は、
守から攻へのアプローチが顕著に悪かった。

押し込まれ、跳ね返しては、また攻撃されるの繰り返し。
ボールを繋ぐことができず、
長いボールばかり蹴っていたのが敗因に繋がった。

すぐさまセカンドボールを回収されて
相手ボールになってしまい、
全体を押し上げ、押し返すことができなかった。

守勢に回り続ければ、やがてファウルもかさみ、
ゴールに近いエリアでの相手のセットプレーを増える。

そうした積み重ねの結果が、前述したような
セットプレーからの後半の2失点であった。

長いボールを多用していたのは、
セーフティに行こうとしたからなのだろうが、
多少リスクを背負ってでも繋いでポゼッションし、
追加点を奪いに行くことも、
より長期的な意味での安全度を高めることにもなる。

「急がば回れ」という言葉もあろうかと思う。


④「この新外国人FWをどう使うか」

柏戦後半、ゴトビは「目には目を」とばかりに、
相手ブラジル人たちに対抗し、こちらも同国選手を用意。
かつて柏には“いなかった”J・フランサを投入した。

なぜ高原が先ではなかったのか。
この采配には疑問を感じたサポーターが多かったはず。
結果的に彼は前線の起点になることができなかった。

ただ、この新加入選手一人に、
全責任を押し付けることはできないだろう。
後方の選手たちも、前述したように、
このハイタワー目掛けてロングボールばかり蹴っていた。

ヨンセン加入直後もまさしくそうだったが、
どうもエスパルスの選手たちは、背の高い選手が加わると、
楽をしてそこばかりに頼りたがる傾向にある。

その姿は新しく買ってもらった玩具ばかりで遊ぶ、
子どもの姿にやや似ているかもしれない。

またJ・フランサのシャープで細身な体型、
及び今日のプレーを見ると、例え上背はあれど、
典型的なポストプレイヤーというタイプではなさそうだ。

そういった意味では、ハイボールばかりではなく、
もっと足元へのくさびのボールなどを
試してみても良かったと思う。

少なくとも今後連携を重ね、
お互いの選手の特性を理解し合っていく必要がありそうだ。


⑤「今後について」

今のエスパルスは若くて経験不足がゆえに、
だからこそ伸びしろがあって魅力的であり、
だからこそ抱えている諸課題も多い。

大事なのは、継続した積み重ねと、
着実な前進であると思う。


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【12/3/24】柏vs清水

「またも逆転負け、屈辱の対柏4連敗」
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参照:【12/3/24】柏vs清水(プレビュー)
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故障のため出遅れていたセンターFW陣が合流し、
高原、伊藤、J・フランサの3名が同時にベンチ入り。
それでもスタメンのトップには、
これまでどおりA・ブロスケを起用。

本職ではなく、得点力に若干の物足りなさは残るが、
彼の運動量豊富で献身的な前線からのファアチェックが、
全体をコンパクトにまとめる上で守備陣を助けること、
ウインガータイプを3枚並べることで、
スピード感あるショートカウンターを仕掛けること、
これらの意図がその采配には見えた。

立ち上がりは、これまでの前2戦の
良い流れの部分を継続するように、
淀みないプレッシングの中から、
相手自陣にボールを釘付けする。

また一方では、昨季MVPのL・ドミンゲスに対して、
普段サイドのいる時はイ・キジェがチェックし、
得意の中に入って来た時は村松が捕まえにいくなど、
守備陣のスムーズなマークの受け渡しが行われていた。
懸案の相手中心選手をイライラさせることに成功していた。

それにしても、リカルド・ロボの獲得によって、
柏はさらに「カナリア色」が増した。
指揮官はもちろんのこと、
前線4枚のうち3枚をブラジル人に頼り切っており、
こんな攻撃陣で戦って果たして面白いのだろうか。


エスパルスは前半38分に、
両サイドバックの活躍によって、先制点奪取に成功する。

吉田豊が相手2人に囲まれた状況の中から、
ドリブル突破を果たし、たまらず相手が引っ掛けると、
セットプレーからイ・キジェが文句なしのクロスを送り、
そこをニアで見事に岩下が頭で決めた。

ただ、昨季途中から、
セットプレーからDFがゴールした試合は、
実はエスパルスは勝てていない。

前節・広島戦では後半早々に追加点を奪えたからこそ、
1点返されても2-1で逃げ切ることができたが、
今回は結局2点目、3点目が奪えず、
最後は耐え切れなくなって逆転負けを喫した。


広島戦、いや昨季からと同じ課題を露呈したのは、
先制した後のセルフコントロール。

追加点は欲しいが、それ以上に追い付かれたくない。
しかし、90分プレスをかけ続けることは不可能であるし、
相手もリードされていれば是が非でも攻撃してくる。

こうした困難なシチュエーションの中で、
いかに攻守のメリハリとバランスを、
チームの中で共有し、整えていくか。

言うは易し、行うは難しであることは承知しているが、
1つ上のチームになるためには、
絶対に乗り越えなくてはならない壁。


ここまでの3試合、どれも前半内容良く、
後半に劣化するというゲーム展開を続けている。

まずはこの点を改善していかなければ、
勝ち点は思うように伸びてこないだろう。


これで対柏戦は、屈辱の4連敗。

昨季序盤、昇格組で迎えた開幕戦に続き、
シーズン初勝利をまたもプレゼント。

昨季終盤、優勝戦線真っ只中の試合に続き、
先制されての1-2での逆転勝利をまたもプレゼント。

柏にとってエスパルスは、
いいようにカンフル剤として使われている。

いつまでもこんなふがいない負け方をしていて、
選手たちは悔しくないのか。
僕は悔しい。


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【12/3/24】柏vs清水(プレビュー)

試合見所
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Jリーグ第3節。
開幕戦の名古屋に続き、敵地で相対するのは柏。

一昨季&昨季の王者相手のアウェーゲーム連戦と、
エスパルスは序盤戦に難しい試合を迎えることになる。

しかし、これは考えようによっては、
ラッキーなことかもしれない。
なぜならば、名古屋や柏のようなACL組は、
序盤戦にもたつく傾向にあるからだ。

昨季を思い返してみれば、
ACLに関係のない柏と仙台が序盤に快走し、
出遅れたACL組の名古屋などが、
終盤に巻き返すという展開だった。

現に今季もここまでのリーグ戦の成績は、
柏が1分1敗、名古屋が1勝1敗、G大阪が2敗と、
唯一2勝のF東京を除けば、
ACL組はどこも苦しいスタートとなっている。

名古屋も柏もACL不出場時に
リーグ優勝していることを鑑みても、
ACL参戦がいかにチームの負担になるかがよく分かる。

その柏は今週ミッドウィークに、
全北現代とのACL第2節を消化。

エスパルスにとっては残念なことにホームゲームであり、
結果も5-1と大勝されてしまったが、
この初出場の国際大会で異国のチーム相手に、
体力と神経を消耗していることは間違いない。


対するエスパルスは、試合は週末のこのゲームのみ。
ナビスコ杯も7チームで1組となっているため、
今節は組み合わせ上お休みの番だった。

1週間丸々インターバルを置くことができたことは、
対戦相手の柏と比して、まずはアドバンテージとなりそう。

ただ、長期的スパンで考えると、
ナビスコ杯が今節お休みだったのは、
あまり好ましくないことだったと個人的には考えている。

ナビスコ杯グループステージは、
比較的気楽な立場で試合に臨めるため、
控えメンバーを中心に新戦力を試行することができる。

この時期はどのチームも、
連携不足解消が最大のテーマとなるため、
こうした実戦機会の場は貴重なものとなるはずだ。

また、第2節終了時の現在ならば、
「ベストメンバー規定」にも抵触しない。

その意味ではやや痛かったというか、
もったいなかったかもしれない。


話を戻すと、昨季の柏との対戦では、
エスパルスはダブル(2敗)を喫してしまった。

それもアウェーで0-3、ホームで逆転の1-2と、
両試合とも完敗の内容であった。
また、あえて付け加えれば、柏が降格する前の09年にも、
最後0-5でアウェーの地で情けない敗れ方をしている。

今回エスパルスが一矢報いるためには、
やはりL・ドミンゲスとG・ワグネルを
止めることが必須課題となる。

まずは今シーズンうまくいっている
高い位置からのプレッシングを継続的に敢行し、
良い形で中盤の2人にボールを入れさせないこと。

そして、彼らを単独で抑え込むのは大変なので、
全体をコンパクトに保ち、ボールが渡っても、
「互助精神」を発揮して複数人で対処していくこと。

この2点を心掛けつつ、得点の好機を窺っていきたい。

昇格組として迎えた開幕戦で快勝を許し、
その後優勝まで弾みを付けさせてしまった
昨季の失態のリベンジを、今季こそ果たそう。


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